39歳グボズディクを解雇したZuffaの冷徹な決断 「慈善事業ではない」
元WBCライトヘビー級王者オレクサンドル・グボズディク(39)が、Zuffa Boxingから電撃解雇された。2月のラディボイェ・カライジッチ戦での7回KO負けが引き金となったこの決断に、ファンの間では「冷たすぎる」と批判の声が噴出。だが、Zuffa側はあくまでビジネス判断を貫いている。
グボズディクはカライジッチ戦で2度のダウンを奪い、試合を支配しながらも、7回に痛烈な逆転KOを喫した。この敗戦により、2024年のデビッド・ベナビデス戦に続く3戦2敗目。Zuffaとの契約には「敗戦後の早期解除条項」が盛り込まれており、4月には解雇通知のメールが届いたという。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 「Zuffaは慈善事業をやっているわけではない」。業界関係者の多くはこの決断を当然視する。同社は新興のボクシングプロモーションとして、視聴率や商業価値を生み出せるファイターに投資する必要がある。再建に年数を要する39歳のベテランを抱え続けるのは、事業拡大の妨げになるというのが本音だ。
Zuffaはこれまで「無敗記録至上主義」に異を唱え、積極的なマッチメイクを推進してきた。しかし、あくまでそれは「挑戦を促す」ための方針であって、敗北による価値下落を補填する制度ではない。減退したパフォーマンスに多額のプロモーション費用を投じ続ければ、会社の存続すら危うくなる。
グボズディクはWBCタイトルを獲得した輝かしいキャリアを持つが、過去の功績が将来の給料を保証するわけではない。「敗北には代償が伴う」——その残酷な現実を、Zuffaは契約書に明記していたのだ。
一部のファンはSNSで「あの健闘を無視するのか」と憤るが、会社の帳簿と向き合わなければならないプロモーターは違う。商業的に見て、カライジッチ戦の「良い内容」は敗北の事実を打ち消せない。
Zuffaが新しいボクシング組織として生き残るためには、感情で経営を歪めるわけにはいかない。「次は誰をスターに育てるか」——その厳しい選択の先にしか未来はない。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 今、あなたにオススメ