ゼペダ、完勝でWBCライト級王座獲得!ローチは「ワンパターンと思ってた」
ラスベガスの劇場で、ウィリアム・“カマロン”・ゼペダがラモント・“リーパー”・ローチを圧倒。WBC世界ライト級王座決定戦を3-0の大差判定で制し、悲願の初タイトルを獲得した。
スコアは117-111、117-111、118-110。数字以上の完勝だった。試合後、ゼペダは自身の勝利を「予想を裏切った」と語る。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 「彼は私が終始ストレートに前に出てくると思っていたはず。でも、私はもっと賢くボクシングした。ペースを管理し、出入りを繰り返した。パンチを打つだけじゃないところを見せたかった」
メキシコ出身のサウスポーは、持ち味のプレッシャーは維持しつつ、今回は明らかに違う顔を見せた。フットワークを駆使し、距離を自在にコントロール。ボディへ鋭く潜り込み、またすぐにアウトサイドへ下がる。この出入りの繰り返しが、ローチの得意とするカウンターのリズムを完全に狂わせた。ローチの右ストレートがクリーンに当たる場面は、ほとんどなかった。
この変貌の背景には、1年前のシャクール・ステベンソン戦での敗北があった。ゼペダはこの1年、その敗戦を徹底的に研究し、スタイルの修正に費やしてきたという。
「たくさんのことを練習してきた。彼のビデオを研究し、自分の試合も見直し、準備を改善した。スポーツ心理士とも仕事をした。毎日成長し続けたんだ。心が最も重要な筋肉だよ」
そして、あの敗戦を「素晴らしい試験」と表現した。修正すべき弱点を明らかにしてくれた試験であり、チームは1年かけてその答えを出した。
一方のローチも、試合後に敗因を認めている。
「我々は彼をワンパターンのファイターだと思っていた。でも、彼は実際に足を使っていた。下がって、私がカウンターを打つ隙を与えなかった。いくつか切り替えを試みたが、成功しなかった」
相手の想定を完全に上回る戦略。それは、敗戦から学び、進化した男の証明だった。ゼペダはリング上で新王者として輝き、「カマロン」の異名を持つメキシカンの新たな時代の幕開けを、ラスベガスの夜に刻んだ。
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