フェラーリ代表バスールが語る後半戦の最重要課題、ハミルトン王座奪還へ
フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールが、2026年シーズン後半に向けた最重要ターゲットを語った。ルイス・ハミルトンが8度目のドライバーズ王座を狙う中、チームとしてどこを強化すべきか、その具体的なプランが明らかになった。
ハミルトンはここまで11戦を戦い、メルセデスのキミ・アントネッリに50ポイント差の2位。数字だけ見れば逆転不可能な差ではないが、アントネッリのマシンは明らかにパフォーマンスで上回っている印象が強い。フェラーリがさらなる進化を遂げなければ、41歳のレジェンドがタイトル争いに踏みとどまるのは難しい。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon コンストラクターズ選手権でも、メルセデスに72ポイント差をつけられているとはいえ、フェラーリはまだ十分射程圏内だ。バスールは「前半戦は段階的だった。スペインまではメルセデスが飛ばしていたが、その後我々はここ4〜5戦でメルセデスより多くのポイントを獲得した」と手応えを語る。
しかし、ハンガリーGPではチームとハミルトンにミスが相次ぎ、マシンのポテンシャルは少なくとも表彰台レベルだったにもかかわらず5位に終わった。バスールはこのレースを教訓に「改善すべき点は、実行力だ」と断言。「シーズン序盤から実行力は良かったが、ハンガリーの結果を踏まえると、そこが課題だ」と続けた。
また、パワーユニットの改良も急務だ。「エンジン面でも改善が必要で、それは必ずやる。エンジンはシャシーよりも慣性が大きく、変更の影響が出るまでに時間がかかる」とバスールは説明する。実際、マクラーレンのランド・ノリスも「フェラーリが最高のシャシーを持っている」と認める一方、パワーユニットが足を引っ張っているとの見方を示している。
フェラーリはすでにFIAのパフォーマンスバランス措置により一度エンジンアップグレードを行っているが、後半戦でどこまで改良できるかが鍵だ。バスールは「最も重要なのは、開発のペースを維持すること」と強調。「マクラーレンは大きなパッケージを投入して大きな飛躍を遂げているが、我々は毎戦パーツを投入する異なるアプローチを取っている。この勢いを保たなければならない。まだ12戦もある。シャシーにはあらゆる面で改善の余地があり、このペースを維持し続ける必要がある」
F1はサマーブレイクを経て、8月21〜23日のオランダGP(スプリント形式)で再開。全セッションがライブ配信される。ハミルトンとフェラーリが後半戦、どのような巻き返しを見せるのか。バスールの言葉通り、開発競争の行方がタイトルを左右する。
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