ティム・ブラッドリー「デヴィン・ヘイニーはブーツ・エニスとやるな」警告
元世界王者のティム・ブラッドリーが、デヴィン・ヘイニー陣営に強烈な警告を発した。相手は今、最強クラスのパンチャーとして名を轟かせるジャロン・“ブーツ”・エニス。ブラッドリーは「そのプラン、やめとけ」と断言する。
発端は、ヘイニー陣営が描く未来図だ。まずエニスがスーパーウェルター級(154ポンド)でビッグネームを片付け、同時にヘイニーがウェルター級(147ポンド)で実績を積む。その後、両者が154ポンドで激突する——というシナリオ。しかしブラッドリーの見立ては真逆。「おいおい、デカい獲物を欲張るなよ。“ブーツは柔らかい”とか“簡単な相手だ”って思ってるのか?誓って言うが、あれはデヴィンにとって最悪のスタイルの相手だ」と自身のYouTubeチャンネルで語気を強めた。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro ブラッドリーはヘイニーのリングIQを認める。確かにデヴィンは賢く、計算されたアプローチで一時的に優位に立つ場面もあるだろう。だが問題はエニスのリーチ、パワー、そして何よりパンチの量。「打ち合いのペースでいっても、奴はデヴィンよりリーチが長い。賢さで上回る場面はあるが、結局はズタズタに切り刻まれ、フィラデルフィアの街を歩かされることになる」とブラッドリーは表現する。
直近のブライアン・ノーマンJr.戦で、ヘイニーは接近戦で相手をしっかりと組み止める“蜘蛛の巣ディフェンス”を披露した。しかしブラッドリーはエニス相手にはそれが通用しないと指摘。「ブーツは手を止めない。遠い距離からでもコンビネーションを打ち込んでくる上、相手の懐に飛び込んで組み付かれるような真似もしない。逆にヘイニーが組みつこうとしても、エニスは距離を保ったまま連打を浴びせ続ける」と分析。この差異こそが、ブラッドリーが「エニスがヘイニーをストップする」と予想する最大の理由だ。
現在エニスは154ポンドでタイトルを追い続けており、IBF王者ジョシュ・ケリーとの対戦が噂される。ビル・ヘイニーは「まずエニスに同階級の強敵を全て倒させてから、デヴィンが上げていけばいい」と構想を語るが、ブラッドリーは「その木には登らない方がいい」と忠告。もし両者の激突が実現すれば、ボクシングファン待望の一戦となるのは間違いない。しかしエニスの爆発力と距離感覚を前に、デヴィン・ヘイニーは本当にリングに立てるのか——ブラッドリーの言葉は、そう問いかけている。
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