シャクール・スティーブンソン、ズッファデビュー戦でバレンズエラと激突か
WBO世界スーパーライト級王者シャクール・スティーブンソンのZuffa Boxingデビュー戦の相手として、ホセ“ラヨ”バレンズエラの名前が急浮上してきた。
キース・アイデック記者が『リング』誌で報じたところによると、スティーブンソンの次戦候補は、WBOウェルター級王者デビン・ヘイニー戦が実現しない限り、バレンズエラが最有力視されているという。両者は同じプロモーションに所属しているため、マッチメイクのハードルは格段に低い。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon バレンズエラ(16勝3敗、10KO)は、6月28日にラスベガスで行われたエドウィン・デ・ロス・サントスとの再戦で、2ラウンドKO勝利を収め、その存在感を強烈にアピールした。2022年の初対決では3ラウンドでストップ負けを喫していたが、今回のリベンジは見事だった。デ・ロス・サントスが長期ブランク明けだった点は差し引く必要があるものの、バレンズエラが持つ“一発で試合を終わらせるパワー”は、プロモーターにとっても魅力的な要素だ。
バレンズエラはすでに140ポンド級で通用する実力の持ち主で、そのパワーはスティーブンソンが最近対戦してきたテオフィモ・ロペスやウィリアム・セペダ、ジョシュ・パドレーとは明らかに異なる。ロペスらが持っていなかった「ワンパンチKOの危険性」を、彼は常に相手に与えることができる。
ただし、バレンズエラには明確な弱点も存在する。2025年3月、WBA王者ゲイリー・アントワン・ラッセルに圧倒され、終始プレッシャーに押し込まれて敗れたのがそれだ。しかしラッセルはスティーブンソンとは全く異なるファイトスタイルを持つため、この敗戦がそのままスティーブンソン戦での評価に直結するわけではない。
一方、ラッセルとの対戦はスティーブンソンにとって別のベルトを獲得するチャンスにもなるが、現実的に見て社内マッチメイクが可能なバレンズエラ戦は、長期化するヘイニー戦の交渉よりもはるかにスムーズだ。スティーブンソンにとっては、2026年中にZuffaデビューを果たし、無駄なブランクを作らないという意味でも、この選択は理にかなっている。
打たれ強さと強打を兼ね備えたバレンズエラが、守備の名手スティーブンソンにどう挑むのか。ボクシングファンの注目が集まる一戦となりそうだ。
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