シャクール・スティーブンソン、ハニー戦の体重交渉で主導権失う
シャクール・スティーブンソンが、デヴィン・ハニーとの一戦に向けた体重交渉で苦しい立場に追い込まれている。かつて両陣営が口にした144ポンドのキャッチウェイトは、もはや現実味を失った。
発端はスティーブンソン自身のSNS投稿。彼は「135ポンドの選手として、『140に来い』と意地悪に言うこともできた」と前置きしつつ、「呼び出したのは彼らだから、合理的に動きたい。だから144ポンドを提案した」と主張した。しかし、この“譲歩”はハニー陣営にまったく響いていない。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 問題は、スティーブンソンがハニーに対して「WBOウェルター級王座を防衛するか、友人ケイショーン・デイヴィスにベルトを譲れ」と促したことにある。この発言が、ハニー陣営の心証を大きく損ねた。ビル・ハニー(デヴィンの父)はXで「私は絶対に144ポンドなんて受け入れない。デーボ(デヴィンの愛称)には、誰に対しても147ポンドを要求しろと助言する」と断言。「シャクールが144でやると言ったのに、今度は147でケイショーンと戦えと言ってきたんだ」と、不信感をあらわにした。
スティーブンソンが自らのPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングを持ち出しても、状況は変わらない。PFPは一部メディアの主観的な評価にすぎず、ファイトマネーの配分やキャッチウェイトの決定権には影響しない。真の交渉材料は、ビジネス上の立場だ。
ハニーは現在WBOウェルター級王者として、ライアン・ガルシア、コナー・ベン、テオフィモ・ロペス、リチャードソン・ヒッチンズ、ロリー・ロメロといった大型オファーが狙える位置にいる。一方、スティーブンソンが140ポンド級で組める相手のファイトマネーは、これらに及ばない。ハニーが147ポンドを動かない理由は明白で、7ポンドも減量してまでスティーブンソンの要求に応じるインセンティブは、ほぼゼロだ。
スティーブンソンが「140でやると言ってもいい」と強気に出ても、現実は厳しい。王者であるハニーが階級を離れる理由はなく、ビル・ハニーの最新コメントは「もうこれ以上は譲らない」という決意の表れだ。もしスティーブンソンがこのビッグマッチを実現させたいなら、相手の条件を受け入れる以外に道はないかもしれない。交渉の主導権は、完全にハニー陣営に移った。
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