ライアン・ガルシア、ハニーに「敗北に浸ってろ」 再戦拒否で次はベン、ロペス、ロメロ、スティーブンソン標的
WBCウェルター級王者ライアン・ガルシアが、因縁のライバル、デビン・ハニーに対して容赦ないメッセージを送った。「あの敗北に浸ってろ」――。2024年4月の一戦から2年。ガルシアはハニー陣営が必死に否定し続けてきた“敗北”を、まだ引きずらせてやるつもりだ。
再戦の可能性は確かに残っている。ただし、ガルシアは“今”ではないと明言する。9月12日、ラスベガスでコナー・ベンと対戦するガルシアは、その先に見据えるビッグネームを次々と挙げた。「テオフィモ・ロペス、ローランド・ロメロ、シャクール・スティーブンソンと戦いたい」。ハニーの順番は後回しだ。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 「俺は急いでいない。彼らがあの敗北と向き合うべきだ」とガルシアは米誌『The Ring』に語った。「なぜ俺が再戦を懇願しなきゃいけないんだ? 俺はここにいる。これからコナー・ベンを倒す。選択肢はたくさんある。ハニーのことは今は気にしていない。再戦が来るなら来るさ」
問題の発端は、2024年4月のあの衝撃的な試合にさかのぼる。ガルシアはハニーを3度もマットに沈め、大差の判定勝利を収めた。ところが、その後のドーピング検査でオスタリン(SARM)の陽性反応が検出され、結果は無効試合に変更。それ以来、デビン・ハニーと父ビル・ハニーは一貫して「あれは真の敗北ではない」と主張し、ガルシアの実力を否定し続けてきた。薬物検査の問題は、再戦が話題に上るたびに蒸し返される火種となっている。
ガルシアの拒絶には、明確な感情がにじむ。「なぜ俺が焦らなきゃいけない?」。WBCウェルター級のベルトを腰に巻き、9月にはビッグマッチを控える今、ガルシアには交渉の主導権がある。ロペス、ロメロ、スティーブンソン……どの相手もファンが望む魅力的なカードだ。ハニーに決着のチャンスを与えるよりも、自分をさらに大きな存在へ押し上げる対戦を選ぶのが当然の流れ。
「結局、みんな俺のところに来なきゃならない」とガルシアは胸を張る。「俺こそが“宝くじファイト”だ。デカい名前になりたいなら、俺とやるのが一番の近道。俺を倒さなきゃダメなんだよ」
2年にわたって「あの試合は本物じゃない」と言われ続けたガルシアは、もうその議論に付き合う気はない。ハニー陣営がいくら「再戦を」と叫んでも、ガルシアは彼らを敗北の記憶に浸らせ続けるつもりでいる。そして、その間に自らの価値をさらに高める。リングの外でも熱い駆け引きが続く、ボクシング界の新たな主役の物語は、まだまだ終わりそうにない。
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