ガルシア監督が激白「シャクールはレイモンドを弱らせたいだけ」体重制限めぐる駆け引き
レイモンド・ムラタラのトレーナーを務めるロバート・ガルシアが、IBFライト級王者シャクール・スティーブンソンに対して痛烈なメッセージを送った。問題の焦点は、シャクールがムラタラとの対戦を135ポンド(ライト級)で要求している点だ。
シャクールは現在、WBOとリング誌のベルトを140ポンド(スーパーライト級)で保持している。それでもなお、ムラタラを倒してリング誌ライト級王座を獲得したいというのが彼の言い分。だがガルシアは、その裏に別の思惑があると見抜いている。「シャクールが本当にレイモンドと戦いたいなら、なぜ140ポンドのベルトを持っていながら135を要求するんだ?それはつまり、レイモンドを弱らせたいってことだ」と、ガルシアはFight Hypeのインタビューで語った。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー その根拠となるのが、8月1日に行われたムラタラのロブソン・コンセイサン戦だ。ガルシアによれば、減量に苦しんだムラタラは試合後、「コンディションは良かったが、力が出なかった」と告白。さらにIBFの前日計量ルールで、ムラタラのリカバリーは10ポンド以内に制限された。ガルシアは「彼は140ポンドが本来の階級だ」と断言。減量に苦しむムラタラを135に引きずり込めば、シャクールにとっては優位に立つ絶好のチャンスになる。
「シャクールはチャンピオンで、140のベルトを持ってるんだ。ならばそのベルトを防衛しろ、レイモンドを相手に防衛しろ」とガルシアは挑発。140ポンドで戦えば、減量問題は解消され、ムラタラは本来のパワーを取り戻せる。ガルシアは「うちの選手はプレッシャーとボディ打ち、サイズと強さで勝負できる」と自信を見せる。
実際、ウィリアム・ゼペダはシャクールに対して持続的なプレッシャーをかけ、ボディを攻め続けることで距離を制限させた。ガルシアは「ムラタラはゼペダより大きく、強く、総合的なスキルも上」と評価する。ただし弱点もある。ゼペダのような高い打数は期待できないため、別の方法でシャクールをリズムにのせない工夫が必要だ。
それでも、140ポンドでのムラタラ戦こそが真の実力勝負だとガルシアは主張する。「もし135でシャクールが勝っても、『減量のせいじゃないか』と疑問が残る」。ガルシアは11月か12月の対戦を希望。もしシャクールがデヴィン・ヘイニー戦を選べば、ビッグマネーには勝てないと理解を示すが、そうでなければこの要求は無視できない。
「シャクールは140のチャンピオンだ。もしムラタラが自分のレベルじゃないと証明したいなら、まず体重計と戦わせる必要はないはずだ」──ガルシアの挑戦は、リングを前にした駆け引きの行方次第で、ファンの期待をさらに熱くさせそうだ。
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