ポーリー・マリナッジ「ゼペダ攻略法」を伝授!ローチの敗因と新たな課題
元2階級制覇王者ポーリー・マリナッジが、ウィリアム・ゼペダ攻略の鍵を自身のYouTubeチャンネルで解説した。ラモント・ローチ・ジュニアはWBCライト級タイトル戦でゼペダに敗れたが、マリナッジはローチの防御スタイルがメキシカン・プレッシャーファイターのゼペダに有利に働いたと指摘した。
マリナッジによれば、ローチは「キャッチ&シュート」スタイルに頼りすぎたという。このスタイルは相手のパンチをブロックしてから打ち返す防御法だが、常にゼペダのパンチが届く範囲内に留まるリスクがある。「キャッチ&シュートは確かに堅実な防御だが、ゼペダのような非常にアクティブなファイターには、番号ゲームで圧倒される危険がある」とマリナッジは語る。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro では、どうすればゼペダを倒せるのか?マリナッジの答えは「距離を変えること」だ。彼は「ゼペダを苦しめるのは、イン&アウトの動きだ」と断言。実際、テビン・ファーマーやシャクール・スティーブンソンはゼペダに対して距離を巧みに変えることで苦戦させた例として挙げられる。パンチをブロックするだけでは、プレッシャーファイターに「ここが自分の距離だ」と認識させてしまい、連打を誘発する。一方、完全に射程圏外へ出れば、ゼペダはオーバーコミットしやすくなり、鋭いカウンターを打ち込む隙が生まれる。
ローチは試合を通じて規律を守っていたが、横方向の動きを防御にほとんど取り入れなかった。長時間にわたりパンチをグラブや腕で受け止めながら、カウンターのチャンスを待ち続けた。試合が進むにつれ、ゼペダは連打を打つことにますます自信を深め、スコアカードを支配した。
しかし、マリナッジの分析だけでは、ゼペダの最近の戦いぶりを説明しきれない部分もある。スティーブンソンは長距離戦を維持できず、ゼペダに距離を詰められて打ち合いを強いられた。シャクールは正確な精度、絶妙なタイミング、選択的なクリンチ、そしてエリート級の防御意識で勝利したに過ぎない。ファーマーも同様で、再戦ではロープ際に追い詰められて連打を浴び、クリンチで凌ぐのが精一杯だった。
そして、マリナッジがほとんど触れなかった重要な要素がある。それは、ゼペダのボディ攻撃への注力だ。この調整が全体の方程式を変える。スティーブンソンのトレードマークである「後傾」防御は、ボディへの攻撃を許すことになる。もしゼペダが序盤からボディを狙っていたら、スティーブンソンの機動性はさらに削がれていただろう。ローチも同じ問題に直面した。キャッチ&シュート防御は頭部への攻撃をある程度防いだが、ボディへの攻撃を遅らせることはできなかった。蓄積されたボディブローがローチの機動性を奪い、最終的にゼペダの最も危険な距離である真正面に留まることになった。
ゼペダ攻略法は、単にリングを動き回るだけでは成り立たない。スティーブンソンとファーマーはどちらもアウトボクシングを試みたが、ゼペダはリングをカットし、相手の動きを徐々に封じることで打ち合いに持ち込んだ。機動性を失った相手には、彼の容赦ない手数がさらに凶器となる。マリナッジの分析は、ローチの敗因を明確に示すと同時に、ゼペダ対策の難しさを浮き彫りにした。
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