ウシク「最後のダンス」相手にワイルダー選択でファン激怒!「もっと強い相手と戦え」
元2階級統一王者オレクサンドル・ウシク(39歳)が、引退前最後の一戦の相手としてデオンテイ・ワイルダーを望んでいることが明らかになり、ボクシングファンの間で激しい反発が起きている。
ウシクは戦績25勝(16KO)無敗。今年5月にギザでキックボクサーのリコ・フェルフーフェンと対戦したばかりだ。キャリアの終盤を迎え、ウシク自身は次戦を「ラストダンス」と位置づけており、現在はズファ・ボクシングと米国でのワイルダー戦に向けた交渉を進めているという。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro ウシクはThe Athleticに対し「なぜダメなのか? デオンテイのチームが望むなら、私はやる。金、ビジネス……今は2つの選択肢があるが、自分にとって良い方を取る」と語っている。
しかし、ファンの目は厳しい。ウシクはヘビー級タイトルを保持しながら、WBCの指名挑戦者アギト・カバエルとの防衛戦を避けて王座を返上。つまり、今のウシクには挑戦者と戦う義務がなく、対戦相手を自由に選べる立場にある。それだけに、ファンは「最後の相手はモーゼス・イタウマのような若手有望株か、タイソン・フューリーvsアンソニー・ジョシュアの勝者にすべきだ」と要求しているのだ。
ワイルダーはWBCヘビー級王座を5年間保持し、その恐ろしい右ストレートで米国を代表するスターに上り詰めた。だが、フューリーに2連敗した後、ジョセフ・パーカー、ジャイ・チャンにも敗れ、輝きは明らかに陰っている。さらに近年は右肩の問題も告白しており、かつて「バズーカ」と称された破壊力はもはや当時の面影がないとの見方が強い。
つまり、ワイルダー戦はウシクにとって「名前と稼ぎは手に入るが、負けるリスクは極めて低い」安全な選択に映るのだ。現役最強クラスの若手と戦わず、引退試合を華々しく飾りたいという打算が見え透いているだけに、ファンの失望は大きい。
ウシクはすでにクルーザー級とヘビー級で統一王者になり、ボクシングで成し遂げられるほぼ全てを達成している。それだけに、最後の相手としてワイルダーでは物足りないという声は、正当な批判と言えるだろう。ウシクの「ラストダンス」が、果たしてファンを納得させる内容になるのか。今後の交渉の行方が注目される。
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