サラーのトルコ行きは“ステップダウン”? レジェンドが指摘する“金銭以外の真実”
衝撃の移籍だ。モハメド・サラーがリヴァプールを離れ、トルコ・スュペル・リグのトラブゾンスポルと2年契約を結んだ。多くのサポーターがその決断に驚き、そして元リヴァプールのレジェンド、ジェイミー・キャラガー氏もまた、複雑な思いを抱いている。
キャラガー氏は言う。「サラーは今でも、トルコ・スュペル・リグよりもはるかに高いレベルのリーグでプレーできる実力を持っている」。確かにそうだ。エジプト人のスーパースターは、昨シーズンもリヴァプールの攻撃陣を牽引し、プレミアリーグ屈指のパフォーマンスを見せていた。チャンピオンズリーグで主役を張れる男が、なぜトルコへの移籍を選んだのか。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 「彼はチャンピオンズリーグで十分やっていける。だが、トラブゾンスポルが予選を突破すれば、来季はヨーロッパリーグでの戦いになる」とキャラガー氏は続ける。そして核心に迫る。「正直なところ、サラーはプレミアリーグの他のクラブでプレーする姿を想像できなかったのだろう。リヴァプールを離れるなら、プレミアではない場所を選ぶ。そこには金銭以上の何かがある」。
34歳を迎えたサラーには、欧州のトップクラブからもオファーがあったはずだ。しかし彼が選んだのは、熱狂的なサポーターで知られるトルコの地。キャラガー氏は「明らかにステップダウンだ」と認めつつも、その決断の背景をこう読み解く。「プレミアリーグはあまりにも洗練されすぎた。商業主義にまみれ、ある種の殺伐とした空気すらある。サラーはもっと生々しく、予測不可能で、熱気あふれる環境を求めたのかもしれない」。
トルコ・スュペル・リグは確かに欧州トップリーグとは言い難い。データサイト『Opta』のランキングでも、世界14位の評価で、デンマークやポーランドのリーグよりも下だ。イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップの方が上位に位置しているという現実もある。しかし、今季のトルコリーグは話題に事欠かない。ガラタサライにはヴィクター・オシムヘン、フェネルバフチェにはレロイ・サネ、ベシクタシュにはイルカイ・ギュンドアン、そしてトラブゾンスポルにはレアンドロ・トロサールと、そうそうたる顔ぶれが集結。サラーはそこに加わるのだ。
「この移籍は単なる金銭的な決断ではない」とキャラガー氏は強調する。年俸約1400万ポンドとも報じられる好条件は確かに魅力的だが、それ以上に、サラーは新たな挑戦と、純粋なフットボールの熱を求めているのではないか。2000年にガラタサライがUEFAカップを制して以来、トルコのクラブは主要欧州大会で準決勝に進出したことすらない。それでも、彼は自らのキャリアに新たな1ページを刻もうとしている。
「われわれは彼の決断を静かに見守るべきだ」とキャラガー氏は締めくくった。果たして、この“異国の地”での挑戦は、サラーにとって、そしてトルコサッカーにとって、実り多きものとなるのか。新シーズンのキックオフが待ち遠しい。
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