ラッシュフォードに4億円超のボーナス!マンU、契約の抜け穴で苦境
マンチェスター・ユナイテッドが、かつての契約上のミスによって最大500万ポンド(約9億円)もの損失を被る可能性がある。その恩恵を受けるのは、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだ。
ラッシュフォードは、マンUがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したことで、契約に盛り込まれた条項が発動。年俸約1600万ポンド(約29億円)に加え、なんと400万ポンド(約7億円)ものボーナスを手にすることになる。この“棚ぼた”の大金は、クラブの財政をさらに圧迫する。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 問題の根源は、ジム・ラトクリフ氏がクラブに加わる前に結ばれた旧契約の構造にある。当時、選手はCL出場権獲得と同時に自動的に25%の昇給が保証されていた。2023年夏にラッシュフォードが5年契約を結んだ際、この条項はそのまま盛り込まれた。同じくメイソン・マウントやアンドレ・オナナも同様の条件で契約している。
昨季、マンUは欧州大会に出場できなかったため、選手たちは減俸を受け入れた。しかし、今季のCL復帰で給与は再び跳ね上がる。現在のクラブは新契約において、昇給の条件を「前シーズンのプレミアリーグで出場時間が全体の60%(約2000分)以上」に変更しているが、ラッシュフォードら旧契約の選手には適用されない。
ラッシュフォードとオナナは昨季レンタル移籍でチームを離れており、マウントも必要出場時間の半分程度しかプレーしていない。それでも、彼らは昇給の条件をクリアする必要すらないのだ。
マンUはマウントに対しても年間100万ポンド(約1.8億円)以上の追加支払いを強いられる。一方、オナナの給与はトルコのトラブゾンスポルが全額負担しているため、昇給分の負担は免れた。
両選手は恒久的な移籍の対象とされてきたが、高額な年俸と契約条項がネックとなり、売却は難航。バルセロナで印象的なプレーを見せたラッシュフォードですら、財政的な理由から完全移籍を逃している。
クラブはラッシュフォード売却に積極的だったが、最近では方針を転換。彼がオールド・トラッフォードに残留する可能性が高まっている。しかし、この不必要な出費により、夏の補強計画は大きな打撃を受けている。ユーリ・ティーレマンスやアンドレイ・サントス獲得の巧みな取引は成立したものの、エリオット・アンダーソンやマテウス・フェルナンデスといった最優先ターゲットは高すぎると判断され、獲得を逃した。
CL復帰の歓喜の裏で、古い契約の“抜け穴”がクラブの未来を蝕んでいる。ファンからは「ラッシュフォードの残留は嬉しいが、この莫大なボーナスはやりすぎだ」「補強資金が減るのは痛すぎる」と複雑な声が上がっている。
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