リバプール、アーセナル横取りか?60億円のイングランド代表DFコンサ獲得へ
リバプールが、アーセナルも狙うアストン・ヴィラのイングランド代表DFエズリ・コンサ(28歳)の獲得に名乗りを上げる可能性が浮上した。移籍金はなんと6000万ポンド(約110億円)。アンドニ・イラオラ新監督が率いるチームは、センターバックの層の薄さに頭を抱えており、緊急補強が急務となっている。
プレシーズンで露呈したのは、守備陣の深刻な駒不足だ。ジョー・ゴメスがサンダーランドとの親善試合で負傷離脱。さらに、昨年1月に5500万ポンドで獲得したジェレミー・ジャケは肩の負傷から回復途上でプレシーズン未出場、ジョバンニ・レオーニも前十字じん帯の大ケガから復帰途上にある。ベテランのフィルジル・ファン・ダイクはW杯後の休暇でチームに合流しておらず、イラオラ監督は18歳のイフェアニ・エンドゥクウェや22歳のルーク・チェンバースといった若手を先発起用せざるを得ない状況だ。先日のリーズ戦では4-2で敗戦し、その脆さが如実に表れた。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー イラオラ監督自身も「センターバックの層の薄さは明らかだ。解決策を探している」と認め、練習ではアシスタントコーチのトミー・エルフィックが代役でセンターバックに入る異常事態も発生。新シーズン開幕戦のニューカッスル戦(8月23日)を前に、ファン・ダイク以外に経験豊富なセンターバックがいないという危機的状況だ。
そこで浮上したのが、アストン・ヴィラで通算286試合に出場し、豊富なプレミアリーグ経験を持つコンサだ。イングランド代表にも選ばれる実力者で、アーセナルもウィリアン・サリバの負傷を受けて興味を示しているが、ヴィラが提示する6000万ポンドの評価額はアーセナルには高額すぎると見られている。リバプールにとっては、アーセナルを横取りする絶好のチャンスと言える。
今夏、リバプールはイブラヒマ・コナテ、モハメド・サラー、アンドリュー・ロバートソンが退団し、大型補強が急務だ。しかし、レンヌから獲得したジャケとオサスナから3500万ポンドで獲得したビクトル・ムニョスの2件しかまとまった移籍はなく、フロントの動きにも注目が集まる。さらに、FSGのマイケル・エドワーズ氏が去り、スポーツディレクターのリチャード・ヒューズ氏へのプレッシャーは計り知れない。
イラオラ監督は「マーケットが開いている限り、常に新しいオプションを検討する必要がある」と語る。ファン・ダイクとコンビを組む新たな守備の要として、コンサの獲得はチーム強化の鍵を握る。アーセナルとの争奪戦を制し、リバプールは待望の守備補強を実現できるのか。移籍市場の終盤に向けて、目が離せない展開が続きそうだ。
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