南野遥海、初先発でFK弾演出も浦和は広島に1-4大敗
J1第2節、浦和レッズがホーム開幕戦でサンフレッチェ広島と対戦し、1-4の大敗を喫した。埼玉スタジアムに集まったサポーターの前で、チームは苦しいスタートを切ることとなった。
その大敗の中にあって、ひとつの希望の光となったのが、ガンバ大阪から加入したばかりの南野遥海だ。この日、マテウス・サヴィオが出場停止の中、浦和の一員として初めて先発のチャンスをつかんだ。開幕戦では古巣G大阪相手にゴールを決めており、この試合でも2試合連続弾への期待がかかっていた。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon その期待に応える形で、南野はセットプレーからチーム唯一の得点を演出する。1点を追う22分、敵陣右サイドで得た直接FKのキッカーを務めた。ゴール前に鋭いボールを送り込むと、笹修大とダニーロ・ボザが競り合い、最後は荒木隼人のオウンゴールを誘って一時同点に追いついた。
「自分のキックのクオリティを、チームメイトも理解してくれていると思います」と南野は振り返る。「1本目は難しいと判断したものの『チャレンジしてほしい』と言われて蹴りましたが、ミスしてしまいました。2本目は個人の質。そこを出せたのは良かったですし、武器にしていきたいです」
誰か特定の選手を狙ったのかとの問いには、「人ではなくポイントを狙った感じでした」と冷静に説明した。
しかし、試合全体については厳しい表情を見せる。「正直、自分たちのリズムではなかったです。難しい時間のなかで追いつけたのは良かったですが、そこから盛り返したものの、前半の終わりに仕留められてしまったのは自分たちの緩さが出てしまったと思います」
埼スタで初先発のチャンスをつかみながらも、自身の持ち味を十分に出せなかった悔しさも口にした。「相手の良さを出されてしまったところはあったと思います。難しい戦いになり、そのなかで自分の攻撃や自分の良さ、前への意識は出すべきだったのかなと思います」
チームは開幕2連敗。苦しい船出となったが、南野の正確なキックは間違いなく大きな武器になる。この数少ない収穫を次なる勝利にどうつなげるか。曺貴裁監督の手腕が問われる。
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