久保建英、W杯負傷から実戦復帰!左膝テーピングで約30分プレー
待ちに待った瞬間が訪れた。レアル・ソシエダのサッカー日本代表MF久保建英が、北中米ワールドカップで負った左膝のケガから実戦復帰を果たした。相手はドイツの1.FCケルン。親善試合とはいえ、このピッチに立つまでの道のりは決して平坦ではなかった。
舞台は現地8月8日、ドイツで行われた公開形式の一戦。久保は1-1のスコアで迎えた62分、アンデル・バレネチェアと交代で右ウイングに投入された。左膝にはしっかりとテーピングが巻かれ、慎重さと同時に並々ならぬ決意が伝わってくる。約30分間のプレータイムで、彼は何よりもまず“自分らしさ”を取り戻そうとしていたようだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』はこの日を「最大の朗報であり、大きな注目材料」と報じ、久保の復帰に熱視線を送った。実際、ファーストタッチから彼のトレードマークであるカットインが飛び出す。サイドでボールを受けると、迷わず内側へ切れ込む。さらに、タッチライン際では縦への突破も見せ、相手マーカーをかわして右足で鋭いクロス。左足のロングフィードでチャンスを創出する場面もあり、チームは1-2で敗れたが、復活を予感させるには十分なパフォーマンスだった。
思い返せば、久保はW杯グループステージ初戦のオランダ戦で左膝にチャージを受け、75分で途中交代。その後、代表チームの残り3試合を全て欠場する憂き目にあった。無念の大会終了からリハビリを経て、ようやく再びボールと向き合える場所に戻ってきたのだ。
ソシエダにとって久保の完全復活は、攻撃陣の生命線と言っても過言ではない。既報の通り、ゴンサロ・ゲデスは手術の影響で始動が遅れ、さらに北中米W杯王者・スペイン代表のエースストライカー、ミケル・オヤルサバルもまだ合流していない。チームが得点力を求める中、久保にかかる期待は自然と大きくなる。『ムンド・デポルティーボ』も「最高の状態の久保が必要」と強調し、攻撃の中心役を託す構えだ。
次の注目は、翌週に控えるチェルシーFCとのプレシーズンマッチ。ここでどこまでコンディションを引き上げられるかが、新シーズンの明暗を分ける。また、同じウイングのポジションを争うバレネチェアとの競争も激しさを増すだろう。両者が切磋琢磨しながら、ソシエダのサイド攻撃をどう活性化させるのか。久保の一歩一歩が、チームの未来を大きく左右する。
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