曺貴裁監督が掲げる「3-2からさらに1ゴール」浦和の新たな攻撃哲学
浦和レッズが8月15日、J1第2節でサンフレッチェ広島を埼玉スタジアムに迎えるホーム開幕戦。曺貴裁監督が掲げる理想像が、ファンの心を熱くしている。
「たとえ2点差から2-2に追いつかれても、そこから3-2、さらに4-2へ。最後までゴールを奪いに行くチームにしたい」。曺監督は開幕前の取材で、そう力強く語った。その根底にあるのは、昨シーズンのプレミアリーグ、リバプール対ボーンマスの一戦だ。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro アンフィールドでリバプールが2点を先取するも、ボーンマスが2-2に追いつく。しかしリバプールはそこで終わらず、再び攻め立てて2ゴールを追加。最終的に4-2で勝利した。曺監督が注目したのは、スコアだけでなく「3-2で満足せず、さらに1点を奪いに行く」姿勢。試合終了間際の90+4分にもモハメド・サラーがゴールを決めたことに触れ、「埼スタもそういうスタジアムである証明だった」と語る。
指揮官はすでに、埼スタのポテンシャルを実感している。RB大宮アルディージャとのプレシーズンマッチで土壇場の2-2同点に追いついた際、スタジアムの雰囲気から「ファン・サポーターを味方にして、自分たちのアグレッシブさを一緒に作っていく」ことの重要性を痛感したという。
「浦和に少し足りなかったのは、最後まで攻撃的に、ファン・サポーターと共にアグレッシブさを作っていくこと」。曺監督は、選手だけで完結するのではなく、スタジアム全体で“前向き”な姿勢を共有したいと考えている。もちろん、暑さや試合展開、選手のコンディションによって常に前から仕掛け続けられるとは限らない。それでも「できないことがある」と認めつつ、根底のマインドは決して変えない。
リードしても試合を閉じるだけに終わらない。追いつかれても下を向かない。劣勢でも攻撃の牙を研ぎ続ける――。新生・浦和レッズの覚悟が、ホーム開幕戦で問われる。埼スタが一体となって、最後までゴールを奪いに行く姿を見せられるか。注目の一戦が、まもなくキックオフだ。
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