ド軍がスクバル獲得!批判覚悟で踏み切った緊急トレードの舞台裏
ドジャースがまたやった。トレード期限2日前の緊急トレードで、タイガースの2年連続サイヤング賞投手タリク・スクバル(29)を獲得したのだ。相手に渡したのはリバー・ライアン投手(27)、ブレイディ・スミス投手(21)、ザイアー・ホープ外野手(21)の3選手プラス、残りの年俸940万ドル(約14億9000万円)の補填。まさに衝撃のデッドライントレードだ。
「ドジャースがスター選手を次々と集める姿にはうんざり」――そんな他球団ファンの声が聞こえてきそうだが、ドジャースはなぜこの大型トレードに踏み切ったのか。理由は大きく分けて2つある。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro まず一つ目は、ライバル球団の戦力強化を阻止するため。スクバルは今季オフにFAとなるため、今が獲りどき。ブリュワーズやブレーブスといった強豪が獲得に動く前に、ドジャースが先手を打った形だ。特にスクバルは今季、5月に肘の遊離体除去手術を受けたものの、早期復帰後は9試合で防御率2.87と、まさに「サイヤング賞受賞時そのままの投球」を見せている。メディア「ジ・アスレチック」も絶賛するその実力は、ポストシーズンでの大きな武器になる。
二つ目は、先発陣の不安要素を事前に潰しておくという計算。現在ドジャースはブレイク・スネル、タイラー・グラスノーが負傷者リスト入りしているものの、復帰は間近。山本由伸、大谷翔平、佐々木朗希、ジャスティン・ロブスキー、エメット・シーハンとすでに豪華な顔ぶれが揃っている。それでもなお獲りに行ったのは、万が一のローテーションの穴や、大谷の投球負担を考慮してのことだろう。USAトゥデイによると、ドジャースは交渉中「スクバルがいなくても十分戦えるし、必要ではない」と平静を装っていたというが、本音はまったく逆だったに違いない。
とはいえ、このトレードには当然批判も多い。ESPNはドジャース以外のMLBファンの評価を最低の「F」とし、「私はドジャースを責めるつもりはない。ライオンとはそういうものだ。ただ、好きになれるはずもないし、とてつもなく痛い思いをする」と辛辣にコメント。また「ジ・アスレチック」は「スモールマーケット球団の敗北主義が広がる」と、メジャーリーグの経済システムへの不満がさらに高まることを懸念している。
それでもドジャースはワールドシリーズ3連覇に向けて、一切の手抜きをしない。オフにはFAの大物カイル・タッカーも獲得しており、その野心はとどまるところを知らない。スクバルが加わったドジャース投手陣が、ポストシーズンでどんな圧巻のピッチングを見せるのか――ファンとしては期待と反感が入り混じるが、とにかく今後の動向から目が離せない。
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