「優勝無理」巨人OB広岡達朗が辛口喝!阪神に連敗、若手育成に苦言
伝統の一戦・巨人対阪神の首位攻防戦は、またしても巨人にとって屈辱の結果となった。12日、東京ドームで行われた第2ラウンドは1-5の完敗。前日の1-9に続く痛恨の連敗で、ゲーム差は2に広がった。巨人OBでヤクルト、西武で日本一に輝いた広岡達朗氏(94)は、かつての古巣に容赦ない言葉を投げかけた。「もう巨人の優勝は無理」。この一言が全てを物語っている。
試合は初回から暗転した。先発の井上が立ち上がりに自滅。一死から中野に四球、森下にセンター前ヒットとつながれ、佐藤輝明には詰まりながらもレフト前へ先制タイムリーを浴びた。さらに痛かったのは、佐藤を一、二塁間に挟んだランダウンプレーでのミス。ライトの知念が一塁ベースカバーを怠り、オールセーフに。二死三塁で切り抜けられた場面が一死一、三塁となり、大山に犠飛を許して2失点。大事な試合でのボーンヘッドが命取りとなった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 3回にはさらなる追い打ち。一死から森下翔太にバックスクリーン右へ2試合連続の28号ソロ。続く佐藤には初球のフォークを痛打され、ライトスタンドへ2試合連続の25号。そして7回、3番手の船迫が佐藤に通算150号となるメモリアルアーチを献上。主軸に2日間で計6発。ベンチの対策は全く機能しなかった。
打線も阪神先発・高橋の前に沈黙。4回、先頭の泉口が二塁打で出塁するも、対阪神戦で今季8本塁打の“虎キラー”ダルベック、プロ初の5番に抜擢されたドラ1ルーキー石塚が連続見逃し三振。笹原もセカンドゴロに倒れ、反撃の糸口すら掴めなかった。ダルベックが6回に走者なしの場面で20号ソロを放ったが、チグハグな印象は否めない。
広岡氏は、巨人が若手を起用して変革を目指そうとしている姿勢自体は評価しつつも、その“小粒”ぶりに苦言を呈した。「なぜジャイアンツには森下や佐藤のようにチームの中心を任せられる若手がいないんだ?」。森下は2022年のドラフトで外れ1位ながら、佐藤は2020年のドラフトで4球団競合の末に阪神が引き当てた逸材。巨人も佐藤を狙ったが、外れ1位は平内。浅野や平内は現在1軍にいない。
橋上代行監督はファンに謝罪したが、首位攻防戦で見せた守備のミス、投手陣の崩壊、打線の沈黙。巨人の未来は、かつての大物OBの目にはどう映っているのか。「優勝は無理」という厳しい現実を突きつけられた巨人。残りシーズン、この屈辱をバネに再起できるか。ファンの期待と焦りが交錯する夏が続く。
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