ブーツ・エニス、154ポンド統一へ待機命令「ベルトは温めておけ」
フィラデルフィアが生んだ最強のパンチャー、ジャロン“ブーツ”エニスが、またしてもリングを沸かせた。先日、ザンダー・ザヤスをストップし、WBA&WBOの2団体王座を奪取。試合後、彼はS・ウェルター級のライバルたちにこう宣言した。
「俺のベルトは温めておけ。すぐに回収しに行くからな」
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 矛先は、WBC王者セバスチャン・ファンドーラ、そしてIBF王者ジョシュ・ケリー。エニスはYSMスポーツメディアに対し、この2本のベルトが目前にあると明かした。あと2勝で、154ポンド級史上初の統一王者となる。
だが、現実はリングの外が最大の壁だ。
ファンドーラはすでに10月17日、エルマル・ハドリベイとの指名防衛戦を控えている。彼が年内にエニスと拳を交える可能性は極めて低い。残る現実的な統一戦の相手はケリーだが、ここにも問題がある。ケリーは前回の防衛戦で深刻な顔面負傷を負い、回復次第ではトレーニング再開が遅れる見込み。年明けまでリングに立てない可能性も否定できない。
もしケリーの回復が長引けば、エニスは仕方なくノンタイトル戦を受け入れるか、あるいは再びリングを離れて待つことになる。それでも、フィラデルフィアの戦士は揺るがない。
「誰でもいい。どのベルトでも構わない。リングに上がってリスクを負う覚悟があるなら、そのベルトは俺と一緒にフィラデルフィアへ持ち帰る」
エニスは特定の相手を追っているわけではない。ただひたすらに、チャンピオンベルトを求めている。その姿勢はファンの胸を熱くさせる。
現時点では、ファンドーラは指名試合の縛り、ケリーはケガの回復待ち。エニスが年内にユニファイド王者の称号を手にするには、ケリーが早期に回復し、リングに立つ決断をしてくれるかどうかにかかっている。
もしそれが叶わなければ、エニスはまたしても“待ち”の時間を強いられる。しかし、その拳の熱さを知るファンなら誰もが信じている。ベルトがどこにあろうと、ブーツ・エニスは必ずそれを奪い取ると。
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