キャタロールが立ちはだかる!ロメロvsロペス勝者への“契約権”で大物対決を阻止か
英国のサウスポー、ジャック・キャタロールが、8月22日にラスベガスT-モバイルアリーナで行われるWBAウェルター級タイトルマッチ、ロランド“ロリー”ロメロ対テオフィモ・ロペス戦の勝者に待ったをかけている。キャタロールは自身の契約に、この一戦の勝者と戦う権利が明記されていると主張。その期限は11月19日までとされる。
キャタロールはリング・マガジンの取材に対し、「もちろん現地に行くつもりだ。契約にそう書いてあると聞いている。勝者は11月19日までに我々と対戦する契約を結ばなければならない」とコメント。「前回の試合から180日以内に戦う権利がある中で、ロメロ対ロペス戦が先に組まれた。勝者が無事にリングを降りて、年末に実現してほしい」と熱い思いを語った。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro しかし、問題は契約書だけでは解決しない。キャタロールの権利は確かでも、ロメロvsロペスの勝者には、より大きな金銭を生むカードが待っている。147ポンド級にはデビン・ヘイニー、そしてライアン・ガルシア対コナー・ベンの勝者という、ビッグネームとの連戦が視野に入る。キャタロール戦は、その“黄金の道”を遮る障害にしか見えないのだ。
キャタロールが持つ実力もまた、王者側にとっては厄介な要素だ。もしキャタロールに敗れれば、ヘイニーやガルシア/ベン戦という大型マネーゲームは水の泡になる。WBA暫定王座を巡ってロメロと対戦できず長期間待たされたシャフラム・ギヤソフの例を挙げるまでもなく、キャタロール自身も同じような待機ゲームに陥るリスクはある。
この構図は、スーパーミドル級でハムザ・シーラズがWBO指名挑戦者ジャニベク・アリムハヌリと対戦しなければならない状況と酷似している。ジャニベク戦をこなせば、より大きなファイトマネーを得られるチャンスを失う恐れがある。ロメロvsロペスの勝者も、キャタロールという“交通標識”に直面しているのだ。
キャタロールは、プロモーターのサム・ジョーンズとエディー・ハーンが自身の立場を支持していると強調。「サムやエディーとも話したし、何度も確約をもらっている。契約にも明記されている。だから、勝者は必ず我々と戦わなければならないと確信している」と自信を見せる。
果たして、キャタロールの契約権は実を結ぶのか、それとも大物対決の前に消え去るのか。8月22日の決戦の行方とともに、その後のウェルター級戦線にも目が離せない。
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