まさかの10ポンド超過!メルカドの相手突然変更、ヒリーと緊急対決
ライト級の最前線で戦うエルネスト“ティト”メルカドに、土壇場でまさかのアクシデントが発生した。本来対戦するはずだったエマニュエル・タゴーが、契約体重140ポンドを約10ポンドも超過する150ポンドを計量。この非常事態を受け、代役として急きょリングに上がるのがロジャー・ヒリーだ。
試合は当初の予定を変更し、146ポンドのキャッチウェイトで行われる10回戦。会場はアトランタのステート・ファーム・アリーナで、DAZNのコメインイベントとして予定通り開催される。サリタ・プロモーションズが金曜午後に交代を正式発表した。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro ヒリー(戦績14勝1敗)は、わずか1日前のオファーという極限状態での大抜擢。2023年5月以来、わずか2試合しかリングに上がっていないブランク明けのファイターだ。直近では2024年5月に注目のライト級選手ジョシュア・パガンと8回戦を戦い、全ラウンドを失う完敗。しかし、2025年9月にはジェローム・ロドリゲスを54秒でKOして再起を果たしている。
とはいえ、そのキャリアを通じてメルカド級の強打者と対戦した経験は一度もない。メルカドはライト級で実績を積んできたパワーパンチャー。一方のヒリーはどちらかというとライト級が主戦場で、体格面でも違いがある。146ポンドというキャッチウェイトは、ヒリーが無理なく当日を迎えるための現実的なラインと言える。
メルカドにしても、全キャンプを元世界挑戦者のタゴー対策に費やしてきた身。相手の戦術もスタイルもがらりと変わる中で、即座の対応が求められる。代役で、しかも準備期間ゼロの相手に、もし中途半端な内容に終われば、評価を大きく下げかねない。ファンからすれば「圧倒的な勝利」が最低ライン。
週末のアトランタで、メルカドがその責務を果たせるか。土壇場で生まれた一戦から目が離せない。
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