ベルランガ「カネロ戦より稼いだ」ズッファ契約の巨額報酬を激白
スーパーミドル級の実力者エドガー・ベルランガ(24勝2敗19KO)が、新興プロモーション「ズッファ・ボクシング」との契約が、カネロ・アルバレスとの一戦よりも自分を金持ちにしたと明かした。この発言は、同プロモーションが巨額投資で有力選手を獲得している実態を浮き彫りにしている。
ベルランガは『Ring Champs』の取材に対し、「カネロと戦うのとズッファと契約するのと、どちらがより金になったか」と問われると、ためらわずに「ズッファだ」と回答。「ズッファの方がより多くの金を稼げる」と断言した。正確な金額は非公開だが、ベルランガは2024年9月のカネロ戦で数百万ドルを稼いだとされ、ズッファ契約は1000万ドルを超えるとの憶測が流れている。いずれも公式確認はされていないものの、カネロ戦が長年ボクシング最大の報酬を生む舞台だったことを考えれば、この発言の重みは大きい。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ベルランガはズッファ移籍前、ターキー・アルアシュシク氏が支援するカードでハムザ・シーラーズと対戦し、ニューヨーク・クイーンズでメインイベントを務めていた。そして7月26日、マディソン・スクエア・ガーデンで迎えたズッファデビュー戦ではスティーブン・バトラーと対戦。2ラウンドにダウンを奪われる苦しい展開を乗り越え、7ラウンドTKO勝ちを収めた。バトラーはこれまでパトリス・ヴォルニー、ジャニベク・アリムハヌリ、ホセ・デ・ヘスス・マシアス、村田諒太らに敗れており、実力上位の相手には勝ちきれない傾向があった。
ズッファのマッチメイク戦略には、明らかな意図が感じられる。スーパーミドル級にはオスレイ・イグレシアス、レスター・マルティネス、ジェイコブ・バンク、ケビン・ルレ・サジョといった強力な挑戦者が控えているが、ベルランガにはシーラーズ戦敗北後の再起戦として、ニューヨークで勝利を挙げられる相手が用意された。
デイナ・ホワイトCEOはベルランガに対し「ニューヨークのスーパースターになるべきだ」と繰り返し語っており、高額契約選手をいきなり最強クラスの contender とぶつけるよりも、段階的に価値を高める手法を取っている。これはトップランク時代に初回KO連発でベルランガの名を売り、マッチルーム・スポーツがカネロ戦へ導いた流れと似ている。
ベルランガはカネロに敗れた後、ジョナサン・ゴンザレス=オルティスをストップして勝利し、リング上でフリーエージェント宣言。ズッファはその直後に大型契約で獲得した。同プロモーションはコナー・ベンにレジス・プログレイス、リチャードソン・ヒッチンズにリカルド・サラスをあてがうなど、高額契約選手にリスクの低いマッチメイクを施し、時間をかけてプロモーション価値を高める古典的な手法を採用している。
「ベルランガの次の数戦が、ズッファの真の計画を教えてくれるだろう」。現時点では高額報酬を手にし、勝利街道に戻り、デイナ・ホワイトの「NYスーパースター計画」は順調に進行中だ。ズッファが今後、いつ真の強敵とマッチメイクするのか。ボクシングファンの注目が集まっている。
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