ジョシュアvsフューリー、英国開催にこだわるヘアンがNY移行に警告「金次第」
待望のイギリス人同士のヘビー級頂上決戦、アンソニー・ジョシュア対タイソン・フューリー。このビッグマッチの開催地を巡り、ジョシュア陣営が強硬な姿勢を見せている。
プロモーターのエディ・ヘアンは、ポッドキャスト「Punch」のインタビューで、会場を英国からニューヨークに変更する場合、ジョシュア側が金銭的な補償を要求する構えを明確にした。ヘアンは「もし彼らが合意なく会場変更を発表したら、試合は成立しない。我々はブラフを言っているわけじゃない」と断言。ジョシュアは当初の契約通り英国での開催を望んでおり、配信大手Netflixや興行主ターキ・アラルシク氏のチームがニューヨークを推している現状に、強い不満をにじませた。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 「全員がニューヨークでの試合を望んでいる。アンソニー・ジョシュアと私以外はね。ものすごい圧力を受けているんだ」とヘアンは打ち明ける。しかし、その言葉の裏にはしたたかな計算が隠されていた。ヘアンは「彼らの主張には同意できない。だが、金を払うのは俺じゃない。ただ、もしアメリカでの試合だと分かっていたら、契約書にサインはしなかった」と語り、ジョシュア側が変更に応じるための条件として、巨額の追加報酬を要求する構えだ。
「我々の理想のシナリオは、アメリカ開催を提案する側に『もういい、イギリスでやろう』と言わせるほど高額な金額を提示することだ。だが、もし向こうがその金を払うなら、我々にも選択肢はなくなる」とヘアン。つまり、この駆け引きの本質は、英国開催を維持するか、あるいはジョシュアが受け入れざるを得ないほどの「桁外れのオファー」を引き出すかにある。
会場をニューヨークに移せば、興行収入は格段に増えると見込まれている。ヘアンは「金に興味はない。我々はイングランドでやりたいんだ」と強調するが、もし現実的な数字が提示されれば、ジョシュア陣営が折れる可能性も否定できない。興行主側がどれだけの金額を積み、ジョシュアのサインを勝ち取るのか。それとも、英国ファンの前で「国内開催」を死守するのか。
この交渉の行方は、単なる開催地問題を超え、両雄のキャリアと興行界のパワーバランスをも左右する。ヘアンの強気な発言は、ファンにとっては試合実現への不安を煽る一方で、英国のボクシングシーンを守るための戦略として映る。果たして、この世紀の一戦はロンドンの地で実現するのか、それとも摩天楼の下で行われるのか。今後の動向から目が離せない。
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