トレバー・バウアー、古巣ドジャースを猛批判「ロバーツ監督は顔見て嘘をついた」ベッツだけは無実と証言
元横浜DeNAのトレバー・バウアー(35)が、約5年の時を経て古巣ドジャースへの怒りを爆発させた。メキシコのドジャース専門YouTube番組「La casa de los Dodgers」に出演したバウアーは、2021年に3年1億200万ドル(約166億3000万円)で契約しながら、約3か月で暴力訴訟問題により解雇された経緯について、フロントやデーブ・ロバーツ監督を痛烈に批判した。
「短すぎた。そして彼らのためにプレーしたことを後悔している。なぜなら、組織は僕をひどい扱いをしたと思っているからだ。そのことに僕は非常に不満を持っている」とバウアーは切り出した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 特にロバーツ監督に対しては怒りをあらわにした。「デーブ・ロバーツ監督は僕のところへ来て、抱きしめてこう言ったんだ。『トレバー、一緒にこれを乗り越えよう。俺たちは家族だ。一緒に乗り越えるんだ』って。でも僕がチームを離れた瞬間、彼らは僕の悪口を言い始めた。選手全員、コーチ全員に『トレバーと話すな』と言った。そして事実ではない情報をメディアに流した」と、監督の顔を見て言った言葉と裏の行動を「卑怯」と糾弾した。
問題の発端は2021年5月、知人女性から暴行容疑で訴訟されたこと。MLBのドメスティックバイオレンス規定により制限リスト入りし、2022年2月には証拠不十分で不起訴となったが、MLBは324試合の出場停止処分(後に194試合に軽減)を科した。2023年1月、ドジャースは「いかなる性暴力も許容しない」との声明でバウアーを解雇した。
バウアーは当時のフロントの対応について「ああ、リンジー・ヒル(訴えた女性)のことは知っている。この話は全部デタラメだ』と言った。何も明らかになる前からね」と、組織が最初から彼の無実を知っていたと主張。さらに「チームメート全員が彼と関わりたくない」「全員が彼に出て行ってほしいと思っている」「彼をクラブハウスに置きたくない」といった虚偽情報をメディアに流したと暴露した。
その一方で、ムーキー・ベッツ(33)だけは違ったという。「ベッツだけは無実だと」球団に復帰をかけあってくれたことを明かし、ただ一人味方だった存在として感謝の意を示した。
バウアーは2020年にレッズでサイ・ヤング賞を獲得した実力者。ドジャースでも17試合に登板し8勝5敗、防御率2.59と好成績を残していたが、たった3か月でキャリアが暗転した。その後、2023年と2025年に横浜DeNAでプレーするも、昨季は21試合先発で4勝10敗、防御率4.51と精彩を欠き契約解除。今季は米独立リーグを経て、6月にメキシコリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコへ移籍した。
35歳となったバウアー。メジャー復帰への道は依然として険しいが、今回の暴露発言で再び波紋を広げている。
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