コンベン・ベン、ガルシア戦で“敗北の言い訳”準備済み? 元王者の見解
コンベン・ベンがライアン・ガルシアとの一戦に向け、あらかじめ「負けた時の言い訳」を用意しているのではないか――。元ボクシングプロモーターのサイモン・ジョーダン氏がそんな衝撃的な見解を口にした。
ベンは9月12日、約4年ぶりにウェルター級(147ポンド)へ階級を落とし、ガルシアと対戦する。しかしジョーダン氏は、ベンのこの決断に疑問を呈する。ベンは直近でレジス・プログレイスとは150ポンド、クリス・ユーバンクJr.とはミドル級(160ポンド)で戦ってきた。急な減量が致命傷になりかねないというのだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 「彼には逃げ道が用意されているんじゃないか?」と、ジョーダン氏はtalkSPORTの番組で語った。ジョーダン氏は、もし減量が響いてガルシアに敗れた場合、ベンが言いそうなセリフをこう代弁する。「『この階級では戦えない。できると思ったけど無理だった』ってね。つまり、負けた原因を減量のせいにできるわけだ」
では、なぜベンはそんなリスクを承知でウェルター級に挑むのか。理由は明白だ。154ポンド級に待つジェロン“ブーツ”エニス、セバスチャン・フンドラ、ジョシュ・ケリーといった強豪と戦うより、ガルシア戦の方が桁違いに大きな金になる。ユーバンク戦で巨額のファイトマネーを手にしたベンにとって、ガルシア戦はさらなる大金を得る絶好のチャンスなのだ。
ベンはフィジカル面でもアドバンテージを狙っている。もともと体格で上回る彼は、計量さえクリアすれば、その後に大幅に体重を戻すことができる。つまり試合当日、ガルシアは自分より重い相手と戦わされることになる。減量が成功し、リカバリーも万全なら、ベンはサイズとパンチ力で圧倒できる。
ジョーダン氏の言う「逃げ道」は、このリスクとリターンのバランスを如実に物語っている。うまくいけば体格差で圧勝し、大金を手にする。もし減量に失敗して負けても、すぐに「やっぱり154ポンドが適正階級だった」と主張できる。実際、ベンはウェルター級で負けたとしても、その後は迷わず154ポンドに上げればいいだけだ。
つまり、勝利した暁には「階級を上げて挑んだ偉業」と称賛され、敗れても「無理な減量が原因」と擁護される。ベンにとっては、まさに「勝っても負けても儲かる」構造なのだ。ファンとしては、この駆け引きも含めて9月12日のゴングが待ち遠しい。
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