カドリックF1、ローゾン解任の真相とペレス残留確約!新代表ブドコフスキ体制始動
F1サマーブレイク真っ只中、衝撃のニュースが飛び込んできた。今季から新規参入したカドリックF1が、チーム代表グレアム・ローゾンを電撃解任。後任には、かつてアルピーヌのトップを務めたマルシン・ブドコフスキーが就任することが発表された。チームCEOダン・トーリス自らがこの決断の背景を語り、新たな船出への決意を示した。
開幕から11戦を終えたカドリックは、7戦中わずか1回しか2台揃っての完走ができないなど、信頼性問題に深刻に悩まされてきた。オーバーヒートするブレーキトラブルが常態化し、マシンの真のパフォーマンスを引き出せないまま夏休みを迎えていたのだ。トーリスCEOは、ローゾン解任について「予想よりも早いタイミングでの交代になったが、これまでもいずれ誰かにバトンを渡す計画だった」と説明。「すでに構築されたものをただ改良するのではなく、新しいものをゼロから創り上げるチャンスを逃したくなかった。ここ最近のパフォーマンスや初期トラブルが直接の原因ではない。未来に向けた明確なビジョンと、オーナーシップの野心に合致する進歩の速度を重視した決断だ」と強調した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 新たに指揮を執るブドコフスキー新代表は、まず信頼性問題の解決を最優先課題に掲げた。「非常に緊急に、この問題を解決しなければならない。なぜなら、信頼性が悪いと、せっかく投入したアップグレードパーツをレースで最大限活かせないからだ。新しいチームが失敗を経験しながら学ぶのは理解できるが、走行距離を稼ぎ、データを積み上げるためには、この問題は早急に修正が必要だ」と語り、強い決意を示した。
一方、2027年に向けたドライバーラインナップについて、トーリスCEOはセルジオ・ペレスの残留を強く確約した。ペレスにはウイリアムズ移籍の噂が浮上しているが、「チェコ(ペレスの愛称)はチームにとって計り知れない価値のある存在だ。見事な走りを見せてくれている。ウイリアムズの噂に惑わされることは一切ない。彼がカドリックのマシンをドライブし続けると確信している」と明言。若手ドライバー起用の可能性については「現状の2人は非常に満足している。将来的な可能性は常に考えているが、今は2027年に向けた変更は計画していない」と述べ、現体制継続の方針を強調した。
F1復帰から4年ぶりの現場復帰となるブドコフスキー新代表は、「ルールは変わっても本質は同じ。競争はますます激しく、すべてのチームが高いプロフェッショナリズムを持っている」と現状を分析。「規制を自分たちに有利に導く舵取りも重要だ。コストキャップ時代のF1では、金でパフォーマンスを買うことも、ミスを金で帳消しにすることもできない。細部への徹底したこだわりが求められる」と語り、長期的な視点でチームを変革していく構えだ。
トーリスCEOは「我々の野心は、単に参加するだけのチームではない。将来、勝利を掴む組織を創ることだ。F1は今年、大きなレギュレーション変更があり、AIのような社会変革もF1に押し寄せている。未来のF1チームの姿は今とは全く異なるだろう。短期と長期の両方を見据え、進化を続ける」と熱く語り、新生カドリックの船出に大きな期待を寄せている。F1は8月21日からのオランダGPで再開。ブドコフスキー体制最初のレースで、チームがどんな変貌を遂げるのか、注目が集まる。
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