アーセナル最高売却額はわずか35億円! ベルタSDに突きつけられた厳しい現実
プレミアリーグ連覇を目指すアーセナル。今夏も大型補強が噂される中、スポーツディレクターのアンドレア・ベルタには大きな課題が立ちはだかっている。それは「売却力の低さ」だ。
アーセナルのクラブ史上最高売却額は、なんと2017年にリバプールへ移籍したアレックス・オックスレード・チェンバレンの3500万ポンド(約35億円)。プレミアリーグ20クラブ中、サンダーランド、ハル、コヴェントリーを除く全チームがこれを上回る高額売却を記録しているという衝撃の事実がある。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 今夏もカール・ハイン、ヤクブ・キヴィオル、レアンドロ・トロサールの3選手を放出したが、その合計は4000万ポンドにも満たない。一方で獲得には、ピエロ・インカピエとクリストス・ツォリスにそれぞれ約3400万ポンドを支払い、ブルーノ・ギマランイスの獲得となればその倍以上の出費が見込まれている。
データサイト「Transfermarkt」をもとにしたアーセナルの歴代売却トップ10を見てみよう。
10位はジョー・ウィロックの2520万ポンド。ニューカッスルへのローン中に8ゴールを挙げ、価値を急上昇させての売却だった。しかし、完全移籍後は100試合以上に出場したものの、ローンのような得点力は発揮できず、今や出場機会は限られている。
9位はエディ・エンケティアの2540万ポンド。2023年にシェフィールド・U戦でハットトリックを達成し、クリスタルパレスが獲得に動いた。セルハースト・パークでの2季目はケガに泣き、新監督ピエール・サージのもとでの再起が期待される。
8位はフォラリン・バログンの2570万ポンド。ランスでのローン期間にリーグ・アンで21ゴールを挙げ、そのままモナコへ移籍。米国代表としてもワールドカップで活躍したが、アーセナルで同じ成長を遂げたかは分からない。
7位はアレックス・イウォビの2600万ポンド。アカデミー出身で100試合以上に出場したが、ニコラ・ペペの加入で放出対象に。エバートンでは苦しんだが、フルアムでマルコ・シウバ監督と再会し、中盤の深い位置で才能が開花した。
6位はロビン・ファン・ペルシーの2630万ポンド。2012年、マンチェスター・Uへの移籍はクラブ史上最もドラマチックな移籍の一つだ。即座にリーグ優勝をもたらしたが、その後は衰え、2年でフェネルバフチェに去った。
5位はエミール・スミス・ロウの2720万ポンド。アカデミー出身の若手はアルテタ政権下で序列を下げ、2024年にフルアムへ。メリノの加入と引き換えとも言われた。フルアムでは中盤の軸として76試合中71試合に出場するが、イングランド代表復帰は遠い。
4位はセスク・ファブレガスの2910万ポンド。2011年のバルセロナ行きだ。チェルシーはこれ以降、20人もの選手をより高額で売却している。スペイン人は後にチェルシーでもプレミアを2度制し、現在はコモで監督として順調なスタートを切った。
3位はアレクシス・サンチェスの2910万ポンド。厳密にはムヒタリアンとの実質トレードであり、どちらのクラブにも大きな成功をもたらさなかった。
2位はニコラ・アネルカの3000万ポンド。1999年、パリSGから100万ポンド弱で獲得した選手が、わずか2年で30倍近い値でレアル・マドリードに売却された。アーセナル史上有数のもうけ話だ。
そして1位はオックスレード・チェンバレンの3500万ポンド。リバプールではプレミアリーグとCLを制したが、ケガに悩まされ、103試合の出場に終わった。2023年にベシクタシュへフリーで移籍し、今はセルティックに在籍している。
こうして見ると、トップ4のうち4つがアーセン・ベンゲル監督時代のもの。チェルシーやマンチェスター・Cが頻繁に行うような大型売却をアーセナルは実現できていない。
ベルタSDは補強だけでなく、選手の適切なタイミングでの売却という難題にも直面しているのだ。ファンとしては、夏の移籍市場での新たな一手に期待したい。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 
今、あなたにオススメ