マンUが賭け金20億円契約!プレミア新ルールの抜け穴とは
マンチェスター・ユナイテッドが、ベッティング大手Betwayとの年間2000万ポンド(約36億円)という破格のスポンサー契約を発表し、サッカーファンの間で波紋が広がっている。一見すると、2026/27シーズンから施行されるプレミアリーグの「賭けスポンサー禁止」ルールに反するように見えるからだ。
しかし、この契約は決してルール違反ではない。ポイントは、禁止の対象が「試合用ユニフォームの前面」に限られている点にある。つまり、袖や練習着、スタジアム内の広告看板には、引き続きベッティング企業のロゴを掲載することが可能なのだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 今回のBetwayとの契約では、Betwayはユナイテッドの「プリンシパルパートナー」として、男子および女子チームのトレーニングキットに大きくロゴを掲載。さらにオールド・トラッフォードやProgress with Unityスタジアムにもブランドを露出させる。ユニフォーム前面ではなく、練習着という“抜け道”を利用した形だ。
このルールは、2023年にプレミアリーグクラブの投票により自主的に導入が決まったもの。クラブの収入源として長年重要な位置を占めてきたギャンブル関連スポンサーを完全に断ち切るのではなく、まずは最も目立つユニフォーム前面から排除することで、社会的な批判に対応しようという妥協の産物と言える。
ユナイテッドのサポーターからは「倫理的に問題がある」「若いファンに悪影響だ」という声が上がる一方で、「クラブの財政を支えるために必要な取引だ」と理解を示す意見も。いずれにせよ、この契約は、新ルールの下でもクラブが収益を最大化しようとする現実を如実に示している。
2026/27シーズン以降、各クラブがどのようなスポンサー戦略を取るのか。ユニフォーム前面がクリーンになる一方で、練習着やスタジアム広告はどう変わるのか。プレミアリーグの新たな“スポンサー戦争”の行方から、目が離せない。
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