アーロン・マッケナが地元アイルランドで戴冠!IBFミドル級王座獲得
アイルランドのボクシングファンが待ち望んだ瞬間が、ダブリン3アリーナで訪れた。現地時間8月8日、アーロン・マッケナ(27歳)がエティノサ・オリハを相手に12ラウンドのユナニマス・デシジョンを制し、空位となっていたIBFミドル級世界王座を手中に収めた。スコアは118-110、117-111、116-112。まさに地元の英雄が、母国のファンの前で世界の頂点に立った瞬間だ。
試合は序盤からマッケナのペース。長身とリーチを武器に、ジャブで距離を測りながらボディへも鋭い一撃を叩き込む。イタリアの挑戦者オリハはプレッシャーをかけて接近戦に持ち込もうとしたが、マッケナは軽快なフットワークで距離を保ち、相手が詰めてくるところを右ストレートやアッパー、コンビネーションで迎え撃った。中盤以降、その差は明確に。オリハもボディ攻撃で食い下がったが、マッケナの長距離から中間距離での手数の多さに対応しきれなかった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon マッケナはアウトボクシングだけに頼らない。接近戦でも落ち着いて対応し、必要とあらばすぐに距離を取って再びジャブを突く。試合中盤には偶然のバッティングで額にカットを負ったが、それでも冷静さは微動だにしなかった。ダブリンの観衆が「マッケナ」のコールで揺れる中、彼はひたすらにオリハを捉え続けた。
終盤、オリハは一発逆転のビッグショットを狙ったが、マッケナは決して的を絞らせない。12ラウンドを通じて主導権を譲らず、チャンピオンラウンドも完全に支配してみせた。この勝利により、マッケナはアンディ・リー以来となるアイルランド出身のミドル級世界王者に。IBF王座はかつてジャニベク・アリムハヌリが剥奪されたことで空位となっており、マッケナとオリハに巡ってきたビッグチャンスだった。
マッケナはこの大一番で、キャリア最高の規律あるパフォーマンスを披露。試合後には「私は世界最高のミドル級だ」と自ら宣言するなど、その強気な姿勢もファンの心を掴んだ。今後のミドル級戦線に、新たな旋風を巻き起こす存在が現れたことは間違いない。
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